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今回は産業用モーターの定期点検について特集しました。
なぜ定期点検が必要なのか、そして定期点検で見るべきポイントなどを解説します!

 

 

目次

1.産業用モーターの定期点検の必要性
 産業用モーターの寿命
 定期点検の時期
2.定期点検の項目
3.産業用モーターの点検事例
4.産業用モーターの定期点検なら昭和電機にお任せください

 

1.産業用モーターの定期点検の必要性

 

 

産業用モーターの寿命

定期点検の説明をする前に、まず産業用モーターの寿命について説明します。

産業用モーターの寿命は、一般的には15年から20年と言われております。

 

モーターの寿命の要因はたくさんありますが、主な要因となる部品は軸受(ベアリング)です。

モーターにおいて軸受(ベアリング)は最も負荷が掛かる箇所となっており、摩耗しやすい部品となっております。

その摩耗を少なくするために、グリースが使われていますが、グリースは熱によって劣化してしまいます。

グリースが劣化することで滑りが悪くなり、パフォーマンスも劣化してしまうのです。

 

また、稼働後ずっと点検もせずに放置していると、モーターが突発的な故障を起こし、生産ラインの稼働が停止してしまう可能性があります。

したがって、仕様書通りのパフォーマンスを保ち、このような事故を防止するために、定期点検を行う必要があるのです。

 

定期点検の時期

定期点検は頻繁に行う必要はございませんが、3年から5年の間隔で実施して頂くことを推奨しております。
お客様の所有するそれぞれのモーターの重要度に応じて決定ください。

 

2.定期点検の項目

弊社では定期点検の際、以下の項目で点検を実施しております。

 

・計測器による点検

 〇電流値

電流値を計測し、定格電流以内であることを確認します。

 〇絶縁抵抗

絶縁抵抗の値が大きいほど電流の漏れが少なく、良好に絶縁できていると考えられます。

そのため、絶縁抵抗は0Ωであれば、漏電していることが推定されます。

弊社では、絶縁抵抗の基準値を2MΩとしております。

 〇相間抵抗

相間抵抗を計測することで、抵抗がゼロなら短絡、無限大なら断線していることが想定されます。

基本的には、数Ωから数十Ωの値を取っていれば問題ないと考えられます。

 〇異音の有無

正常な運転と比較して音が異常になっていないかを確認します。

 〇運転時の振動値

振動が異常になっていないかどうかを確認します。

 

・整流子周りの点検(直流の場合)

 〇整流の状態

運転時に整流子及びブラシに運転に支障を及ぼすような実害のある火花がないことを確認します。

 〇しゅう動音

運転時に異常なしゅう動音が発生していないことをチェックし、著しいチャタリングがないことを確認します。

 〇整流子面

モーター停止時に整流子表面の皮膜が一様で銅色や色むらがないことやブラックバー・火花跡がないこと、段摩耗などの異常がないこと、カッパードラッキングがないことを確認します。

 〇ブラシ

モーター停止時に異常な磨耗をしてないことやブラシ接触面がほぼ前面整流子にあたっていること、極端な磨耗のばらつきがないことを確認します。

 〇ブラシ保持器

モーター停止時にブラシ保持器とブラシのすべりが良好であることや極端なバネ圧力の低下がないこと、保持器が正しくブラシを押しているかどうかを確認します。

 

・電動機のグリスの状況

グリスが漏れていないかどうかや排出グリースの色、異物、硬さについて正常かどうかを確認します。

 

・制御盤の点検

 〇制御盤内汚れチェック

 〇制御盤内の端子回し締め

 〇制御盤冷却ファンチェック

 〇制御盤フィルターのチェック

 制御盤の点検についてはいずれも、異常個所がないかどうかを確認します。

 

3.産業用モーターの点検事例

 

弊社では常日頃からモーターの定期点検を実施しており、豊富な施工実績がございます。

今回は定期点検を行った事例を1つご紹介します!

 

 

定期点検で生産ラインの停止を解消した事例

こちらのお客様はプラスチック製造業で、お客様のモーターの不具合により、生産ラインの停止が頻繁に発生しておりました。

そこで、工場内全20台のモーターをメンテナンスし、ベアリングの交換やコイルの捲替、その他部品の確認・交換を行いました。

その後、5年に1度の定期点検を提案し、故障対応よりも定期点検の方が安く済むことにご納得いただき、引き続き定期メンテナンスのご依頼を頂きました。

 

こちらの事例について、詳細をもっと知りたいという方はこちらからご覧ください。

https://industrial-motor-maintenance.com/case/315/

 

4.産業用モーターの定期点検なら昭和電機にお任せください

 

いかがでしたでしょうか。

以上が産業用モーターの定期点検の必要性や時期、点検項目でした。

弊社は栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県において、モーターメンテナンスのプロが、様々な種類のモーターのあらゆるお困りごとに対応しております。

今回は定期点検のご紹介でしたが、事後保全やIoTを活用した予知保全なども行っております。

弊社が提供するモーターの保全サービスについて、もっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

https://industrial-motor-maintenance.com/maintenance-needs/

 

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