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コラム - FAQ

モーターの抵抗値(絶縁抵抗・相間抵抗・巻線抵抗)の測定方法と判定基準について教えてください。

モーターの電気的状態を正確に把握するためには、「絶縁抵抗値」と「相間(巻線)抵抗値」の2種類の抵抗測定を行います。まず絶縁抵抗値は、絶縁抵抗計(メガー)を用いてコイルとモーターフレーム(大地)間の漏電状態を測定します。低圧モーター(200V/400V級)では、500Vメガにて「1MΩ以上」が継続運転の判定基準となり、0.2MΩ未満の場合は絶縁不良(漏電)と判断して即座に乾燥・修理が必要です。一方、相間抵抗値はテスターや微小抵抗計を用いて各相間(U-V、V-W、W-U)のコイル抵抗を測定します。正常なモーターであれば3相の抵抗値はほぼ均等(不平衡率が2〜3%以内)になります。もし特定の相だけ抵抗値が著しく低い場合は層間短絡(レアショート)、無限大(OL)を示す場合はコイルの断線が疑われます。定期的にこれらの抵抗値を測定・記録して変化の傾向を管理することで、絶縁破壊による突然の突発停止や火災リスクを未然に回避することが可能になります。

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