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コラム - FAQ

モーターの「焼き付き」が発生した際の具体的な修理方法と復旧手順について教えてください。

モーターの「焼き付き」には、電気的にコイルが焦げて全焼する「コイル焼損」と、機械的に軸受が固着・損傷する「ベアリング焼き付き(および軸のかじり)」の2種類が存在します。それぞれに応じた適切な修理方法・手順を施工することで、高価なモーターや特殊品を安全に再生できます。ベアリング焼き付きに対する修理では、まず解体後に固着したベアリングをプーラーや加熱工具で慎重に取り外します。軸(シャフト)やブラケット内径に焼き付きに伴う傷・摩耗・かじりが発生している場合は、金属溶射加工やブッシュ加工を施工し、旋盤・研磨で元の公差寸法へ精密復元した上で新品ベアリングを圧入します。一方、過負荷や絶相でコイルが焼き付いた場合は、ステーターコアから旧巻線を焼き落として完全に撤去し、コアの研磨・清掃・スロット紙挿入を行った後、新品のエナメル銅線で元の巻数・仕様通りにゼロから「コイル巻き直し(巻替え修理)」を実施します。巻き直し後は真空圧力含浸装置で絶縁ワニスを充填・含浸させ、乾燥炉で焼付処理を行って完成となります。試運転で電流・振動・絶相を測定し、完全な状態で納品します。

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