コラム - FAQ
アンレット(ANLET)製ルーツブロワの点検・分解オーバーホールのポイントと実績について教えてください。
アンレット(ANLET)製のルーツブロワは、高い信頼性と省エネ性能を備え、各種工場の水処理曝気や粉体輸送・集塵設備などで非常に多く採用されている代表的なブロワです。しかし長年の連続稼働により、ベアリングの摩耗、タイミングギヤのバックラッシ不備、オイルシールの硬化による油漏れ、内部ローターへの異物付着・スケール堆積が発生します。当サービスでは、アンレット製ルーツブロワの点検・オーバーホール実績が多数ございます。分解整備における最重要ポイントは、メーカーの構造仕様や分解図に基づいた高度な「クリアランス(隙間)調整」です。解体洗浄後、摩耗した軸受(ベアリング)、オイルシール、Vベルト等の消耗品を純正品または最適規格品へ手配交換します。その上で、シックネスゲージを用いて「ローター同士の隙間」および「ローターとケーシング内壁の隙間」を数10〜数100μmのメーカー指定精度へ正確に合わせ込み、タイミングギヤの噛み合いを微調整します。この精密なすきま調整を行うことで、ローターの抱きつき事故を防ぎ、静音性・吐出風量・送風効率を完全に復活させます。