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コラム - FAQ

モーターの「運転中のグリスアップ(給脂)」はなぜ効果的で、正しく行うための手順と注意点は?

モーターの軸受(ベアリング)に対する「運転中のグリスアップ(給脂)」は、軸受内部全体に新しい潤滑グリースを均一に行き渡らせると同時に、古くなった廃グリースをスムーズに外部へ押し出すために非常に効果的で推奨される整備手法です。モーターが停止した状態で給脂を行うと、注入されたグリースが軸受内部の一箇所に偏って溜まり、給脂後に運転を始めた際に一時的な過剰摩擦熱が発生したり、密封シールを破ってコイル側にグリースが漏れるリスクがあります。正しい手順と注意点としては、①まず給脂作業前に必ず「グリス排出口(ドレンプラグ)」を取り外し、廃グリースの逃げ道を確保します。②モーターを低速または定常運転させた状態で、グリスガンを用いて指定規格の新品グリースを「ゆっくり少しずつ」規定量注入します。③給脂完了後も排出口を開けたまま10〜30分程度運転を継続し、余分なグリースや新旧の混ざった古いグリースが完全に出てこなくなるまで放置します。④最後に排出口周辺をウエス等で綺麗に拭き取り、プラグを確実に締め直します。この手順を守ることでベアリングの焼き付きを防ぎ、長寿命化を実現できます。

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