北関東圏(栃木、群馬、茨城、埼玉)の製造業の保全担当者向け

コラム - モーターの省エネ

モーターの省エネのポイントとは?

いつもお世話になります。
今回はモーターの省エネについて、そのメリットと具体的な方法、ポイントを解説いたします!

 

目次

・モーターの省エネのメリット
・モーターの省エネ化の方法
・トップランナーモーターの導入に活用可能な補助金情報
・モーターの省エネは昭和電機へおまかせください

 

モーターの省エネ化のメリット

 

 

モーターを省エネ化させることで、まずコストダウンに繋がります。
昨今では、急激な円安やウクライナ情勢の悪化等を受け、電気料金の高騰が続いています。
そのため、モーターの省エネ化に取り組むことで、大幅な電気料金の削減に繋がります。
また、モーターを省エネ化する副次的なメリットとして、モーターの延命化に繋がる場合があります。
インバータ制御をすることで、モーターにかかる負荷がへるため、モーターを長期にわたって使用することができます。

 

モータの省エネ化の方法

トップランナー、超高効率モーターへの更新

 

 

トップランナーモーターとは、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」のエネルギー消費効率の基準値を
クリアしたモーターを指します。
国が指定するエネルギー消費の多い「特定機器」を対象に、エネルギー消費効率の基準値が設定されており、
目標年度までの基準値の達成が未達の製品は販売不可とすることで、省エネ製品の普及を促した制度です。
トップランナーモーター・超高効率モーターは従来のモーターと比較して、約35%の省エネ、高効率モーターと比較して約16.6%の省エネになると言われており、その効果は運転時間に比例して大きくなると言われています。

一方で、トップランナーモーターの注意点としては、

 ①モーターの大きさが既存モーターより大型になるケースがある
 ➁モーターの定格回転速度が高くなる場合がある
 ③始動電流が大きくなる傾向が見られる
 ④モーターから発生するトルクが大きくなる傾向が見られる
 ⑤低始動電流仕様モーターの製作が不可

以上が挙げられ、注意が必要になります。

 

既存モーターのインバータ化

 

インバータは、あらゆる産業機械に用いられており、インバータを取り付けてモーターの回転速度をコントロールすることで、大幅な省エネ効果を期待することができます。
モーターとは一般的に、オン・オフの機能だけを持つスイッチのように、電力を受けるとフルパワーで稼働します。
そのため、インバータを取り付けることで、モーターの回転数が調節できるようになるため、必要な際に必要な電力でモーターを稼働させることができます。
つまり、インバータ制御を行うことで、エネルギーの余分な消費を抑えられるのです。
また、インバータはモーターの省エネに繋がるだけでなく、モーター始動時及び停止時の振動を抑えられ、製品への負荷も少なくなります。

 

トップランナーモーターの導入に活用可能な補助金

 

 

トップランナー・超高効率モーターの導入においては、補助金を活用し、費用を抑えて導入することが可能です。
先進的省エネルギー投資促進支援事業のC.指定設備導入事業では、エネルギー効率の高い設備への更新をサポートすることを目的に、従来設備よりも省エネ性能の高い設備へ更新した場合に補助金が交付されます。
補助対象設備は型番ベースで公開されており、産業用モーターもその対象となっています。
令和4年度に引き続き、令和5年度も同様の補助金が交付される見込みです。
昭和電機では、補助金を活用したトップランナー・超高効率モーターの導入に対応しており、補助金の申請からサポートいたします。
コストを抑えたモーターの省エネ対策をご検討されている方は、是非ご相談ください。

 

モーターの省エネは昭和電機へおまかせください

いかがでしたでしょうか。
モーターの省エネ化を実現し、コスト削減に繋げることをおすすめいたします。
モーターの省エネについては、昭和電機までおまかせください。
モーターの省エネについてのお問い合わせは、下記よりお願いいたします!

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