異音の大きい送風機を軸受(ベアリング)交換した事例
送風機から異音が発生し、騒音となっていました。
弊社の方で施工したところ、送風機の異音・騒音が解消しました。
さらに、送風機の延命、送風機の稼働の効率化が実現しました。
栃木県のラップ製造工場のお客様からご依頼頂きました。
常々、モーター整備についてお話しさせて頂く中で、モーター以外でベアリングを使用している設備のメンテナンスを提案していました。
そこで今回、送風機の不具合についてお問い合わせいただきました。
施工前の写真
送風機から異音が発生し、騒音が酷かったため、お問い合わせ頂きました。
送風機は屋根裏に設置されており、容易に点検できる場所ではないため、異常に気付きにくい状況でした。
送風機はすでに30年ほど使用しており、送風自体に問題はありませんでしたが、ひどい騒音に悩まされていました。
通常は風の音しか聞こえないはずが、ベアリングの騒音が聞こえるようになっていました。
施工中の写真
ベアリング交換を実施しました。
施工は現地にて1.5日ほどで完了しました。
施工の手順としては、分解、ベアリングの取り外し、シャフトの点検・手入れ、新品のベアリングの取り付け、組み立て、芯出し調整、試運転調整の順で行いました。
芯出しについては、基準以内に収めないとすぐにモーターが壊れてしまうため、細心の注意を払って調整致しました。
施工した結果、異音・騒音の解消や送風機の延命、送風機の稼働の効率化が実現しました。
施工後の写真
他の機器やベアリングを使用したモーターに対して修繕提案していく予定です。
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