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コラム - FAQ

産業用減速機の日常点検・定期メンテナンス項目と、修理・オーバーホールの判断基準について教えてください。

産業用減速機をトラブルなく長持ちさせるには、日常点検と定期的な整備計画が不可欠です。毎日行うべき「日常点検」では、①稼働中の異音(歯面の叩き音やベアリングのコロコロ音)の有無、②ケース表面の異常発熱(油温上昇)、③オイルシールやケース接合面からの油漏れ・液漏れをチェックします。数ヶ月〜1年周期の「定期点検」では、潤滑油(オイル・グリース)の量・汚濁・金属粉混入の確認と定期交換、取付ボルトの増し締めを実施します。そして、現場で悩みがちな「部分的修理」と「全面オーバーホール」の判断基準については、特定のオイルシールやファン等のみが破損した初期トラブルであればシール交換等の「修理」で対処します。一方、稼働時間が数万時間を超えている場合や、異音・振動が激しくベアリングや歯車の摩耗が全体に及んでいる場合、あるいはオイルの著しい酸化・金属粉混入が見られる場合は、全分解してベアリング・シール類を新品交換し新品同様に復元する「オーバーホール」を選択するのが最も確実でコストパフォーマンスに優れた方法です。

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