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コラム - FAQ

モーターが異常に熱くなる「オーバーヒート」の症状と原因、現場での緊急対処法を教えてください。

モーターのオーバーヒートとは、稼働中の本体表面温度が許容限界(通常、外郭表面で80℃〜90℃以上、内部コイルで100℃以上)を超えて異常高温になる現象です。放置すると絶縁ワニスや絶縁紙が急速に熱劣化し、短時間でコイルの焼損(焼き付き)やベアリングの固着、最悪の場合は全焼事故へ至ります。主な原因としては、①外扇ファンカバーや放熱フィンの粉塵・埃・油汚れによる目詰まり(冷却不良)、②許容周囲温度(40℃等)を超える高熱環境での運転、③過負荷運転(機械の引っ掛かりや過大荷重)、④電源電圧の低下や三相の電圧不平衡、⑤三相のうち1相が断線した単相運転(欠相)、⑥コイル内部の層間短絡(レアショート)やベアリングの焼き付きが挙げられます。現場での緊急対処としては、①直ちに設備負荷を停止し電源を完全に遮断します。②火傷に注意しつつ外観の異臭や煙、外扇ファンの破損、フィンの目詰まりを確認・清掃します。③本体が冷えた後、絶縁抵抗計(メガー)およびテスターで対地絶縁と相間抵抗を測定し、異常がないか調査した上で専門業者へ点検・修理を依頼してください。

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