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コラム - FAQ

「ルーツブロワとは」どのような構造を持つ機械で、どんな用途で使われていますか?

ルーツブロワとは、ケーシング内部に配置された2個のマユ型(または3葉)のローターが、互いに接触することなく数10〜数100μmの極めて僅かな隙間(クリアランス)を保ちながら、タイミングギヤによって逆方向に同期回転する「容積式ブロワ」です。ローターが回転するたびに、ケーシングとローターの間の空間に吸い込んだ一定容積の空気を出口側へ吐出・押し出す構造を持っています。風量が圧力の変化に左右されにくく安定して一定量の気体を送り出せるという優れた特徴があり、主な用途としては水処理施設や下水処理場の曝気(エアレーション)用ブロワ、工場の粉粒体・粉末の空気輸送、集塵設備、各種燃焼炉への送風、真空吸着搬送などに広く使用されています。ローター同士やケーシング内壁との隙間が非常に高精度に保たれているため、長年の連続稼働による軸受(ベアリング)の摩耗やタイミングギヤのバックラッシ不備が生じると、接触・抱きつき事故や激しい異音・振動を引き起こします。定期的なオーバーホールによる軸受交換や精密なクリアランス調整を行うことが長期安全稼働の鍵となります。

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