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コラム - FAQ

アンレット(ANLET)製ルーツブロワの「クリアランス調整」の重要性と具体的な施工方法について教えてください。

アンレット(ANLET)製ルーツブロワの整備において、「クリアランス(隙間)調整」はブロワの性能回復と事故防止を左右する極めて重要かつ精密な技術工程です。ルーツブロワは、ケーシング内部で2個のマユ型ローターが非接触で高速回転する構造を持ちますが、ローター相互間およびローターとケーシング内壁の間には数10μm〜数100μmという極めて微小な指定クリアランスが保たれています。長年使用すると、ベアリングの磨摩耗やタイミングギヤのバックラッシ不備によりこの隙間が狂い、ローター同士が激しく衝突・かじりを起こす「抱きつき全損事故」を引き起こします。具体的な施工方法としては、分解洗浄後に新品ベアリングやタイミングギヤを組み付けた状態で、シックネスゲージ(隙間ゲージ)を用いてローター先端・側面・相互間の全周隙間を数10箇所にわたって精密測定します。アンレットのメーカー規定公差範囲内に収まるよう、タイミングギヤのキー調整やシムの出し入れを行ってミクロン単位で位置を合わせ込みます。この高精度なクリアランス調整により、抱きつき事故を未然に防ぎ、吐出風量と静音性を完全復元させます。

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