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コラム - FAQ

ベアリングから「カラカラ」「チャラチャラ」と異音が聞こえる原因と対処法について教えてください。

モーターやファン、ポンプの軸受(ベアリング)部から「カラカラ」「チャラチャラ」という乾燥した軽い不連続音が発生している場合、主な原因はベアリング内部の潤滑グリース不足・枯渇、およびボールやころを保持する「保持器(リテーナー)」の摩耗・バタつきです。また、使用周囲温度とグリース粘度が合っていない場合や、無負荷・極小荷重運転時に転動体が滑り現象を起こしている場合、あるいはベアリングハウジング内に微細な外来ゴミが侵入した場合にも同様のカラカラ音が発生します。この段階はベアリング劣化の初期〜中期症状であり、放置して運転を継続すると、潤滑不全から金属同士の直接摩擦(かじり)へ移行し、音が「ゴーゴー」「ガラガラ」という重い破壊音へ変化して急速に焼き付き固着に至ります。初期の対処法としては、まず指定規格のベアリンググリースを正しい手順(排出口を開けて運転中に少給脂)で補充し、異音が解消するか確認します。給脂しても異音が消えない場合や振動測定値が増大している場合は、保持器の破損や軌道面の傷が進行しているため、完全に焼き付いて軸を損傷させる前に新品ベアリングへの手配交換を実施してください。

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